第1期1月期生
大手劇団に内定
- J・Tさん
- 京都女子大学文学部英文学科卒
合格したいまの気持ちをお聞かせください
大学卒業後、法律事務所に事務員として勤務しながら、2年間にわたるマスコミ受験を続けてきました。結果的に志望した新聞記者になるという夢はかないませんでしたが、大学在学中から学外の劇団に所属して活動を続けてきただけに、大手劇団に内定したのはとてもうれしいです。営業職なので、これまで自分がやってきたことを仕事の面でも生かしていきたいと思います。
マスコミ受験の戦績は?
読売新聞、産経新聞、京都新聞は1次の筆記試験を突破し、2次の面接(読売、京都)や記事作成のグループワーク(産経)まで進むことができました。1次の筆記試験は時事問題があまりできなかったので、論文の出来が1次突破につながったのだと思います。
今西塾を受講してよかったことは
まず、論文力がすごく身についたことです。今西塾では2週間に1度、毎回出題されたテーマについて論文を書かなければなりません。90分という時間のなかで、自分の力が試されますが、回を重ねるごとに、自分の体験からどんな素材を取捨選択して書けばいいかがわかるようになり、書き方のセオリーがしっかりと身についたと思います。とくに80点以上の合格点をいただいたときはほんとうにうれしかったですね。
また、大学時代の就活ではよく落とされていたエントリーシートが、今回のマスコミ受験ではかなりの確率で通過できたことも大きな成果です。模擬面接では、塾長からいつも「会話のキャッチボールを」「大人としての応対をしよう」「聞かれたことからズレないように」とのアドバイスを受けていましたが、3カ月間、塾に通ったことでこれらの言葉の意味を理解できるようになったと思います。
第一線で活躍する新聞記者による特別講義はいかがでしたか
私は最初は出版志望でしたが、特別講義の講師で産経新聞厚生文化事業団理事長の平田篤州さんの話しを聞いて、新聞記者になりたいと思うようになりました。今西塾長も産経新聞の記者だったこともあり、平田さんの他にも何人かの現役の記者の方にお会いすることができ、現在のメディアの状況をつぶさに教えていただいことも大変ためになりました。
大手劇団に内定した勝因は?
名古屋と東京で2次にわたる面接がありました。最終面接で手応えを感じたのは、大学時代から学外で活動を続けてきた劇団の解散公演の宣伝活動をアピールしたときですね。今西塾からの紹介で産経新聞の記者の方に会わせていただき、劇団の演目や見どころについて説明させていただいた体験がすごく生きたと思います。記者さんがどういったことに興味を持って質問するのかということもわかり、とても勉強になりました。自分が宣伝に取り組んだ公演が実際に産経新聞に載ったのを見たときは、ほんとうに感動しました。他にも読売新聞や神戸新聞、大阪日々新聞でも紹介いただき、上演する役者のモチベーションアップにもつながりました。大手劇団では将来は広報の仕事にも携わってみたいと考えています。
最後にマスコミをはじめ、一般企業を目指すひとへのアドバイスを
今西塾で学んだのは、とにかく自分を必要以上に大きく見せるのではなく、ありのままの自分を自分らしい言葉で語ることの大切さです。自分の体験を具体的に、一つのエピソードとして相手に伝えることができれば、必ず道は開けると信じて頑張ってください。
- 【2014年10月掲載】
- ※ 掲載内容は取材時のものです。