第3期1月期生

平成27年度採用試験 神戸市役所行政職 (特別枠)に合格

  • 井上真暢さん
  • 近畿大学経済学部4年

合格したいまの気持ちをお聞かせください

最終面接は手応えを感じていましたが、合格発表を神戸市のホームページで確認したとき、最初に59人という人数が目に飛び込み、自分の予想よりもかなり多かったので「これはいけたぞ」という確信に変わりました。実際、自分の番号を見たときは、ずっと背負っていた肩の荷が下りたようで正直、ほっとしました。神戸市は第一志望だったので、時間がたつにつれ、「奇跡かも」という思いを強くしています。ほんとうにうれしいです。

今西塾を受講した動機は?

最初から、論文と面接だけの神戸市の特別枠に焦点を絞っていました。ただ、大手の就職予備校はどこも一般教養対策が中心で、論文と面接のカリキュラムがあまり充実していなかった。そんなとき、インターネットで今西塾の存在を知り、「自分が求めていたものはこれだ」と、すぐに入塾説明会に参加したのです。最終的に入塾を決めたのは、受講料が安かったこともありますが、なにより塾ができてわずか3年なのに、受講者のほぼ全員が毎年、合格を果たしていることに大きな説得力を感じたからです。

実際に受講していかがでしたか

一番ためになったのは、大手の就職予備校にもない作文型の論文指導です。これは自己体験をどんどん言葉にしてまとめていく作業なので、これまで自分がやってきたことを深く掘り下げながら、自分という人間の強みを客観的につかむことができました。論文課題は合格点が出るまで何度でも添削してもらえます。文章力が確実にアップしましたし、なにより、ES(エントリーシート)にも存分に活用することができたのが大きかったと思います。
そのESの指導では、採用側が見てすぐに理解できるような書き方を教わったのがとてもよかったです。こちらも何度も書き直しを命じられましたが、おかげで民間企業は受けた4社すべてから内定をいただきました。提出したESは全社、審査を突破することができたので、自分でも驚いています。これも今西塾での特訓の賜です。
一方、社会事象をテーマにした論文型の論文指導ではまず、スタイルを意識して書く大切さを学びました。元来、私自身、基礎的な知識がなく、知らないことばかりだったのですが、講義では毎回、手づくりのレジュメと最新の新聞記事が配られ、それを復習することで時事教養力も自然に身についていったのを実感しています。実際、神戸市の論文課題や集団討論でも大いに活用することができました。

第一線の公務員に仕事内容ややりがいを語っていただく特別講義は役に立ちましたか

大阪府茨木土木事務所地域支援・企画課兼事業管理室の梶間千晶・主査による特別講義は大変、ためになりました。住民と行政を結ぶ「笑働OSAKA」のプロジェクトを立ち上げた梶間さんのエネルギッシュな姿に、公務員としてのあるべき姿を見たような気がします。私自身、梶間さんのような公務員になれるよう、がんばっていきたいです。

どんな公務員になりたいですか

就職活動はゴールではなく、あくまでも社会人のスタートラインに立っただけ。それを肝に銘じ、とにかくがむしゃらに仕事に取り組んでいきたいと思います。具体的には、志望動機でもずっとアピールしてきた映画のロケ誘致をするのが夢です。神戸市は医療産業都市の整備も進めていますので、企業誘致活動にも積極的に関わっていければと思います。

今回の受験を振り返り、公務員を目指す人へのメッセージをお願いします

じつは私自身、これまでの受験人生では思うような結果を残すことができず、自分の希望がストレートにかなったのは、これが初めての体験です。今西塾に通っていなければ、この道は開けなかったと思います。とくに本格的な一般教養対策が必要ない特別枠の受験では、今西塾を絶対、お勧めしたいですね。
確かに就職活動は大変です。凹んだりすることもしょっちゅうですが、とにかく自分自身、楽しみながらやることが大切だと実感しました。また、自分に足りないものは何か。それをきちんと分析して準備をしておくことが重要です。高い目標を持ち、自分の信念に向かって突き進んでください。

  • 【2015年10月掲載】
  • ※ 掲載内容は取材時のものです。