第2期1月期生
平成26年度採用試験 大阪府庁行政職に合格
- M・Oさん
- 同志社大学大学院 法学研究科2年
合格したいまの気持ちをお聞かせください
最終面接では手応えを感じたものの、ほんとうに合格しているのか、自分の目で確かめるまでは不安でした。合格発表当日、大阪府のホームページを確認しようとしたところ、パソコンがシステムエラーを起こしてしまい、ちょうどそのとき、ホームページを見た実家の母からの電話で合格を知りました。いまは肩の荷が下りた思いで、ほっとしています。
今西塾を受講した理由は?
論文と面接の2本柱で選考する大阪府が第1希望でしたが、論文に関しては、大手の就職予備校でも講義数が少なく、十分な添削指導が受けられません。この点、論文と面接指導に特化したサポートをしてもらえる今西塾は自分が求めていたものとぴったりだと思い、まず入塾説明会に参加しました。そこで過去の合格者のエントリーシートを見せていただき、指導の手厚さに驚いてすぐに入塾を決めました。
実際に受講していかがでしたか
論文指導は自己体験を志望動機に結びつける作文型の講義が大手の就職予備校にはないもので、自分の強みや弱みを客観的に把握するうえでも大いに役立ちました。一方、時事的なテーマを扱う論文型は大学でも文章を書き慣れていたこともあって、多少とも自信はありましたが、いざ実際に書いてみると、具体性に欠けていることがわかり、自分の論文の弱点を知ることができました。
私は塾の課題以外にも、自治体で過去に出た論文テーマに自主的に挑戦し、実際に書いた論文は30本近くに上ります。それらも含めてすべて丁寧に添削していただき、合格圏内の80点以上を取ったときは大きな自信につながりました。今西塾は受講期間中なら回数制限なく添削してもらえるので、やる気さえあれば、いくらでも自分の力を伸ばすことができると思います。
他に感じた利点はありますか
論文講義の際に配られるレジュメや新聞記事も大変、役立ちました。今回、大阪府の1次試験の小論文は「ワーキングプア」がテーマだったのですが、今西塾の講義で社会格差について学んでいたので、的確に要点をまとめることができました。
面接指導の感想は?
私自身、面接でも具体性が欠けていることがウイークポイントだったのですが、何度も模擬面接に挑戦することで、次第に緊張せずに受け答えができるようになりました。これと並行し、毎回エントリーシートの中味を自分の体験に即してブラッシュアップする作業も大変、役立ちました。
今西先生からは「マニュアル人間ではダメ。最後は熱意が面接官を動かすんだ」と、繰り返し繰り返しいただいたアドバイスが印象に残っています。実際の最終面接でも、公務員になりたいという自分の熱意を直球で伝えることができ、それが勝因につながったのだと思います。
第一線の公務員に仕事内容ややりがいを語っていただく特別講義はいかがでしたか
大阪府茨木土木事務所地域支援・企画課兼事業管理室の梶間千晶・主査による特別講義で「笑働OSAKA(オオサカ)」の取り組みを知ったことは、自分がこれから公務員として生きていくうえでも貴重な体験になりました。市民と一緒に地域のまちづくりを進めるという施策は間違いなく、21世紀型の地域行政の一つの指針になるものだと思います。まったく公費を使わずに行っている点にも魅力を感じました。
公務員を目指す人へのメッセージを
いま振り返ると、今西塾に通っていなかったら、合格できなかったと思います。論文とエントリーシート、模擬面接すべてが自分自身の弱点を改善するためのプロセスになっているので、3カ月間休むことなく、毎回全力で今西塾の授業に臨めば、必ず道は開けてくると思います。
- 【2014年10月掲載】
- ※ 掲載内容は取材時のものです。