合格者

第4期4月期生

平成28年度採用試験 神戸市役所行政職に合格

  • Y・Tさん
  • 関西学院大学経済学部4年

合格したいまの気持ちをお聞かせください

志望動機をがっちり固めることができたので、それなりの自信はありました。それでも合格を自分の目で確認するまでは安心できず、神戸市のホームページで自分の番号を見つけたときは「諦めずにやってきてほんとうによかった」と思いました。

今西塾を受講した動機は?

一般教養の筆記試験対策として大手就職予備校が大学内で開催する公務員講座を週3回、受講していたものの、小論文の講義回数が少なく、内容も満足できるものではありませんでした。そんなとき、ネットで今西塾の存在を知り、すぐに入塾を決めたのです。小論文と面接に特化したカリキュラムはもちろんですが、塾長が元新聞記者という経歴や受講料の安さにも惹かれました。

実際に受講していかがでしたか

私はとにかく文章を書くのが遅く、時間内に書き切ることが大きな課題でしたが、小論文講義を受けたことで文章の組み立て方を習得できました。また、何度も添削してもらううち、達意の文章が時間通りに書けるようになったのです。独学でやっていたら、絶対にここまで達成できなかったと思います。
エントリーシートも何度も書き直しを命じられましたが、この作業を繰り返すなかで自分でも気づかなかった強みを発見できたのは良かったと思います。私は中学時代、関学のアメフト部員だったのですが、昔の話なのであまり重要視していませんでした。塾長から「このプロフィールは絶対に活用できる」とアドバイスを受け、自分でもこれを強みにできると思えるようになったのです。
自分を一番成長させることができたのが面接講義です。もともと人前で話すのが苦手だったので、塾での模擬面接でも最初はなかなか自分らしさを出すことができませんでした。そんなとき、塾長から神戸市内にある「人と防災未来センター」の見学を勧められ、実際に足を運んでみました。神戸市を目指す以上、6000人以上の犠牲者を出した阪神大震災を自分なりに総括しておく必要があると思ったからです。
これがきっかけで神戸の震災復興事業に関する本を読み、その著者の大学教授にも自分からメールを出し、話を聞きに行きました。さらにポートアイランドにある神戸医療産業都市の見学会にも参加し、神戸市の行政現場に触れる努力を重ねました。結果的に自分でも驚くような行動力が芽生え、これが誰にも負けない志望動機につながり、今回の合格に結びついたのだと考えています。そのきっかけをつくってもらった今西塾長には感謝の思いでいっぱいです。

今回の受験を振り返り、公務員を目指す人へのメッセージをお願いします

私は面接でなかなか自分らしさを出すことができなかったのですが、神戸市内の行政スポットに足を運び、自分の目で現場を見て感じることで次第に自信を持てるようになりました。就職活動では自分が納得できるまで、徹底的に志望動機を固めることが大切です。それが必ず、大きな自信にもつながります。これから神戸市職員として観光事業やまちづくり、震災復興をはじめ、できる限りいろんな事業に取り組んでいきたいと思います。

  • 【2016年10月掲載】
  • ※ 掲載内容は取材時のものです。