第5期1月期生

令和元年度採用試験 加古川市役所行政職に合格

  • 岡部祐兵さん
  • 甲南大学理工学部卒

合格したいまの気持ちをお聞かせください

3度目のチャレンジでした。市のホームページで合格を確認したのは、昨年から臨時職員として働いている加古川市役所の仕事場。間違いなく自分の受験番号があるのを見て、まずはほっとしたというのが正直な気持ちでした。昨年は補欠合格となり、この間に家族の介護体験も加わりました。ずっとしんどい状況が続き、自分の将来への不安も感じていただけに、正職員になれたことがほんとうにうれしいです。

これまでの受験経過を

大学時代は自分のやりたいことが見つからず、卒業後も同級生がみな就職するからという理由だけで一般企業に入り、営業職をしていました。でも、自分には向いていないと1年もしないうちに退社。その際、たまたま神戸市の職員説明会に参加し、社会的にも多彩な仕事ができる公務員に興味を持ち始めたのです。今西塾に通い始めたのも、ちょうどそんなときでした。
1年目の受験結果は神戸市行政職の特別枠が2次面接で敗退。加古川市も最終の手前で敗退しましたが、とにかく公務員の仕事を体験したかったのでひとまず同市の臨時職員となり、医療年金関係の窓口業務を担当してきました。いま振り返れば、この社会体験が自分にとって大きな糧になったと思います。
2年目は志望先を加古川市一本に絞り、最終まで進みながらも敗退。補欠合格の通知を受けましたが、結局採用には到らず、このときは本当にショックでした。また、このころから家族の在宅介護も加わり、精神的に苦しい状態が続きました。
そして3年目の今春から再び、加古川市の臨時職員として勤務する傍ら、「昨年は補欠まで行ったのだから」と自分を振るい立たせ、採用試験に臨んだのです。面接では臨時職員としての体験を存分にアピールし、これまでにない最高の自分を出せたと思います。

入塾して良かったことは?

じつは神戸市特別枠に合格した3期生の井上真暢くんは中高時代の同級生であり、野球部のチームメートです。ひと足早く公務員になった彼から「必ずためになるから」と今西塾を勧められ、迷わずに受講を決めたのです。ちなみに彼は1年目にして、新しい企画に挑戦する熱心な仕事ぶりがテレビニュースで取り上げられ、「本当にすごいな」と思いました。
入塾して一番ためになったのは、エントリーシートの書き方と面接指導です。ひとに読んでもらうエントリーシートをどう書けばいいのか。そのコツが習得できたのが大きかったですね。面接指導では、相手に伝わる話し方やしゃべる内容の組み立て方を学びました。模擬面接での自分の一問一答ぶりを録音し、後で聴いてみれば、自分の不足点がはっきりと見えてきます。自分のことなのに、意外にも自分の良さがわかっていないことに気づきます。そうした指導も本当にためになりました。
一方、論作文はもともと文章を書くのが好きだったので、比較的自信はありました。ただ、社会問題を系統立てて考えたことがなく、その点でもいろんな社会トピックの問題点を整理していく論文型の指導は、自分の考えをまとめるうえでも役立ちました。また、自己体験をとことん掘り下げていく作文型の指導では、自分の強みを知ることができました。

合格の勝因は?

なんといっても、臨時職員として公務員の仕事現場を体験できたことですね。それが面接での説得力にもつながったのでは。市民の方々と日々向き合う窓口業務なので、常に自分の最高の笑顔を心がけました。また、法律や制度を自分できちんと理解していないと、窓口業務は成り立ちません。一番良くないのは、自分でもよくわかっていないのに、わかったふりをすること。日々の仕事のなかでこうした発見があり、身を持って学ぶことができたのは本当に良かったと思います。

今回の受験を振り返り、公務員を目指す人へのメッセージをお願いします

本当に公務員の仕事がやりたいなら、1度や2度の失敗を恐れずにチャレンジしてみるのもいいと思います。自分がやれることは全力で。本気になって臨めば、結果は必ずついてくると信じてください。もちろん私自身、これから現場に出ても、笑顔を忘れない職員でいたいと思います。

  • 【2019年9月掲載】
  • ※ 掲載内容は取材時のものです。