合格者

第6期生1月期生

令和元年度採用試験 大阪市役所福祉職に合格

  • Y・Kさん
  • 立命館大学産業社会学部卒

合格したいまの気持ちをお聞かせください

実は大阪府の社会福祉職が最終選考で敗退し、このまま公務員を目指すべきか真剣に悩んだこともありました。それだけに、大阪市のホームページで自分の受験番号を見つけた時は間違いないんだと、10回も見直してしまったくらい。翌日にはちゃんと合格通知が届きました。うれしさを実感しています。

なぜ公務員を目指そうと思ったのですか

12年前に大学を卒業後、社会福祉法人の立ち上げに携わり、障がいのある方のサポートを6年、さらに社会福祉協議会で相談業務を6年、続けてきました。もちろんそこでの仕事のやりがいは感じていましたが、長年勤務していると、自分ができることはすべてやり切ったという思いが強くなってきたのです。その点、公務員になれば、社会福祉という枠組みでもいろんな仕事に携われます。そう思ったことが公務員を志した大きな理由です。

福祉職を志望した理由は?

私自身、中学時代に不登校になったことが原点にあります。誰もが学校に行くのが当たり前という風潮のなか、自分の居場所がないことがいかに辛いことかを実感しました。幸い、両親は私を受け入れてくれたので、とても感謝しています。この体験を機に自分が働ける場は誰かを支える福祉しかないと考えるようになりました。

なぜ今西塾を受講しようと思ったのですか

試験科目に論文があり、自分だけで対処できるか不安だったからです。ホームページで今西塾の存在を知り、すぐに受講を決めました。塾の魅力はまず受講生一人ひとり、個別に論文の添削指導をしてもらえること。私自身、現在二人の子どもを育てており、自宅にいながらネットで受講できるところにも惹かれました。

受講して良かったことは?

作文型の論文指導では自己分析シートを活用し、自分の体験を徹底的に掘り起こす作業を行います。これが過去の振り返りにもつながり、私自身どう成長できたのかを客観的に知ることができました。最初はなぜ公務員になりたいのか、自分でもうまく説明できていなかったのですが、そこをきちんと整理することができたのは良かったと思います。
また、社会的なトピックスについて論じる論文型では、少子高齢社会や防災・減災など出題が予想されるテーマについて一通り学べたので、基礎的な知識を積み重ねるうえでも自信につながりました。スクーリングでは、模擬面接も体験できます。その時に録音した自分の応対ぶりを後から聞き直せば、答え方の弱点が見えてきました。大阪府が最終でダメだったときはさすがに落ち込みましたが、今西塾長から「試験は一回ずつが勝負」というメールをいただき、力強く背中を押してもらいました。自分のモチベーションを維持できたので、感謝の思いで一杯です。

今回の受験を振り返り、公務員を目指す人へのメッセージをお願いします

私自身、今回の受験では今までの経験を積極的にアピールしました。自分にはもうこれしかない。そんな開き直り感が出たのが良かったのかもしれません。これから受験を考えている社会人の方も、自分の社会体験は決して無駄にはなりません。自信を持って公務員にチャレンジしていってほしいと思います。

  • 【2020年3月掲載】
  • ※ 掲載内容は取材時のものです。